春はフレッシュ、秋はふくよか。季節によって変わる日本酒の味

「日本酒には旬がある」というのをご存じですか? 日本酒好きの方なら既にご存じかとは思いますが、日本酒はたまに飲むだけという方にはあまり知られていないかもしれません。

 

日本酒は、原料であるお米の収穫が終わり、風が冷たくなる冬の間に行われます。「寒造り」と言われる昔ながらの製法で、雑菌が繁殖せず酵母が活発に活動できる低温状態が維持できる冬は日本酒造りに最適です。

 

冬から春にかけては、できたばかりのフレッシュなお酒が市場に出回ります。3月頃まで楽しめるもので、「しぼりたて」と名がつくものが多いようです。酒造や銘柄によって味わいは異なりますが、まだ若くみずみずしい味と香りを楽しめます。

 

そして、秋の日本酒といえば「ひやおろし」。通常2回の火入れを初回の1度のみとし、火入れをせずに“冷や”のまま出荷することからこの名前で呼ばれるようになりました。時間を置くことで角がとれて味にふくよかさが生まれ、日本酒の旨味を存分に味わえます。

 

季節によって異なる味わいが楽しめる日本酒。当店では仕入れによってその日お出しできる日本酒が異なりますので、どんなものをご用意できるかはお気軽にスタッフまでお尋ねください。飲み比べも楽しいですよ!

 

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